Android 2 の手動構成


注 : 本書の記述は、Google Android 2.1、2.2 もしくは 2.3 バージョンに何も変更されていない環境を元にしています。 ご使用の携帯端末の提供ベンダーにより変更されているバージョンを使用している可能性があります。これにより、クライアント機能、記載された操作、異なった用法、 違った構成もしくは全てが有効にならない結果となることがあります。

変更されていない Android 2 バージョンにはプレインストールで ActiveSync クライアントが付いており、 Android デバイスと Open-Xchange サーバ間でメールと連絡先を同期できます。 Android 2.2 以降のバージョンでは、アポイントも同期できます。

Android 2.1 および 2.2 では ActiveSync client がプレインストールされていますので、お持ちの Android スマートフォンと, Open-Xchange サーバ間で、メールと連絡先を同期させることができます。Android 2.2 においては、アポイントも同期できます。

Android 2 スマートフォンの構成方法 :

  1. アプリケーション オーバービューから 設定 を選択してください。

  2. アカウントと同期 を選択してください。

  3. アカウントの追加 を選択してください。

  4. Microsoft Exchange ActiveSync を選択してください。

  5. メール設定 ページ上で、 次のデータを入力してください :

    • Open-Xchange サーバ上のメールアカウントとして使用するメールアドレス

    • Open-Xchange サーバにアクセスするためのパスワード

    次へ を選択してください。

  6. Exchange サーバ設定 ページ上で、次のデータを入力してください。

    • In the ドメイン名/ユーザ名 欄にユーザ名を入力してください。このユーザ名は、 Open-Xchange サーバで使用するものです。大文字と小文字が区別されますのでご注意ください。次のような点にも注意してください :

      • ユーザ名に @ 文字が含まれている場合 : 最初に @ に続く文字を入力し、次に "\" 文字を、そして @ の前の文字を入力してください。 例 : "mike@ox.io" の場合、 ox.io\mike と入力してください。

      • ユーザ名に @ 文字が含まれていない場合 : 最初に "defaultcontext"を入力し、次に "\" 文字を、そしてユーザ名を入力してください。 例 : ユーザ名が "mike" の場合、defaultcontext\mike と入力してください。

      次へ を選択してください。

    • Open-Xchange サーバにアクセスするためのパスワードを入力してください。パスワードは前のダイアログで既に入力されたものが表示されますので、チェックし必要に応じて直してください。

    • Exchange サーバ 欄にサーバ名 : OX_DOMAINNAME を入力してください。

    • データ転送で暗号化を行うには、それぞれの適切なオプションを有効にしてください。

    • 次へ を選択してください。

結果 : Android 2 は Open-Xchange サーバを使用する構成ができました。 即座に自動初期同期が始まりますが、データ容量とネットワーク接続によっては初期同期が時間がかかることがあります。