データの整理、共有オブジェクト、セキュリティ

フォルダ

10.1.2. 権限の用途

権限は、特定のフォルダやそのフォルダの内容に対して、内部ユーザーまたは外部パートナーができる操作を指定します。フォルダについての次の機能は、アドレス帳および予定表にも適用できます。

  • 内部ユーザーとして、既存のフォルダについて既定の権限があります。

    新しいフォルダを作成するときには、既定の権限を付与されます。

  • 他の人から共有アイテムへの招待を受けたときには、特定の権限が付与されます。

ユーザーには、既存のフォルダに関する次の権限が付与されます。

  • ユーザーは、個人用フォルダの所有者になります。

    所有者と管理者が同じ権限を持っています。所有者には、対象のフォルダに関するすべての権限が付与されます。所有者は他のユーザーに対象のフォルダに関する権限を付与できます。

  • パブリックフォルダへのフォルダやオブジェクトの作成が許可されます。

  • グローバルアドレス帳のフォルダやオブジェクトの表示が許可されます。

新規フォルダを作成する場所に応じて、ユーザーに特定の権限が割り当てられます。次の場所にフォルダを作成した場合に割り当てられる権限については、次のリンクをクリックします。

  • ユーザーが新規フォルダを個人用フォルダに作成した場合、ユーザーに次の権限が割り当てられます。

    • ユーザーは、そのフォルダの所有者になります。

    • メールアプリケーションとドライブアプリケーションで、他のユーザーは親フォルダの権限を継承します。その他のアプリケーションでは、他のユーザーは権限を継承しません。

  • ユーザーが新規フォルダをパブリックファイルフォルダに作成した場合、ユーザーに次の権限が割り当てられます。

    • ユーザーは、そのフォルダの所有者になります。

    • 他のユーザーには権限が自動的に割り当てられないため、新規フォルダに関する権限を手動で割り当てる必要があります。権限の割り当て後、このフォルダに新規のサブフォルダを作成すると、このフォルダの権限が新規のサブフォルダにも継承されます。

  • 新規フォルダを別のユーザーの共有フォルダに作成した場合、次の権限が割り当てられます。

    • フォルダを共有するユーザーが、新規フォルダの管理者です。

    • 新規フォルダの作成者になります。

      作成者は、既存オブジェクトの変更または削除、新規オブジェクトの作成および変更、そして、サブフォルダの作成ができます。

    • その他のユーザーには、親フォルダと同様の権限が付与されます。

    注:共有フォルダのオブジェクトの作成権限が必要です。

詳細は、次のページを参照してください。

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