サーバにログインしますと、グループウェアを使用いただけます。ログインに際しては、サーバのアドレス、ユーザ名、パスワードが必要となりますので、事前にご用意ください。これらの情報は、システム管理者にご確認ください。
サーバにログインする方法 :ウェブ ブラウザを開いてください。
アドレス バーにサーバのアドレスを入力してください。入力後、ログイン画面が表示されます。
ユーザ名およびパスワードを入力してください。大文字と小文字の区別されますのでご注意ください。
ローカルに保存された証明書の指定 :
パブリックもしくは共有マシーンからサーバにログインする時にこのオプションを使ってください。 証明書はローカルに保存されません。グループウェアを動かすブラウザ一つのみで使用できます。ブラウザのリロードができません。 グループウェアを使い終わった時には最初にサーバーからログアウトしてください。そして、ブラウザが動いているウィンドウをクローズしてください。これは、グループウェアデータへの未認証アクセスを防止します。
マシーンを独占使用する場合にのみ、このオプションを使用してください。証明書は現在稼働しているローカルマシーンに保存されます。複数ウィンドウ上のブラウザでグループウェアを使用することができます。
パスワードを入力してください。大文字小文字が区別されますのでご注意ください。
をクリックしてください。
結果 : スタート ページが表示されます。表示内容は、 2.2.2: スタート ページの構成要素 を参照してください。
注 : ユーザ名およびパスワードが誤っていますと、エラーメッセージ 「正しく入力してください。」 が表示されます。
注 : 共通設定にあります ログイン後は、どのモジュールを既定の表示する で、ログイン後に開くモジュールを定義できます。
サーバからのログアウト方法 :スタート ページの右上にあります
ボタンをクリックしてください。ログアウトされ、最初のログイン画面が表示されます。ブラウザ画面を閉じるか、再度ログインするかのいづれかが行えます。
警告 : サーバからログアウトせずにウェブ ブラウザを閉じますと、サーバにログインした情報が残ります。その後他の方がサーバアクセスした際には残っているログインした情報を元に自動的にログインされ、グループデータにフル アクセス可能となります。
グループウェアでの作業が終了しましたら、常にサーバからログアウトしてください。
オペレーティングシステムによっては、アプリケーションのパーツおよびメモリ中のデータを保持するためにアプリケーションに対するランタイムを最適化するものがあります。Apple Mac OS X では Dock にあるアプリケーション アイコンの隣にドットを表示します。Windows においてはタスクバーにアプリケーション アイコンが残ります。保存されたログイン情報で再度ログインを行った後、アプリケーションのアイコンを右クリックでブラウザを閉じ、
をクリックすることで、メモリからブラウザを削除してください。スタートページ :
スタート ページには次の構成要素が含まれます :
No. |
構成要素 |
機能 |
---|---|---|
1 |
タイトル バー |
左から右に順に :
|
2 |
パネル |
スタートページ上で有効にする機能を含んでいます。 |
3 |
|
サイドバーを展開します。フォルダツリーとミニカレンダーが表示されます。サイドバーに関する情報は、 2.2.3: サイドバー を参照してください。 |
4 |
ログイン名 |
ログインしたユーザ名を表示します。 |
5 |
ボタン |
オーバビュー ウィンドウを構成する制御エレメントを表示します。 オーバビュー ウィンドウのカスタマイズに関する情報は、 2.4.5: オーバビュー ウィンドウの構成 を参照してください。 |
6 |
オーバビュー ウィンドウ |
際オブジェクトを持つモジュール ウィンドウを表示します。各モジュール ウィンドウには各自のタイトルバーがあります。 |
スタートページには機能拡張されたサイドバーがあります:
次のエレメントは有効か、サイドバーで効果があります :
番号 |
エレメント |
機能 |
---|---|---|
1 |
チェックボックス |
サイドバーに完全なフォルダツリーを表示します。 フォルダツリーに関するより詳細な情報は、 2.2.7: フォルダツリー を参照してください。 |
2 |
|
サイドバーを折りたたみます。 注 : チェックボックスが有効な場合には、スタートページ上のサイドバーは、折りたたまれています。 |
3 |
サイドバー |
次のエレメントが含まれています :
|
4 |
画面分割 |
サイドバーのばばを変更します。 |
5 |
アイコン |
ミニカレンダーを閉じ、月および年用のエレメント ナビゲーションを表示します。 |
機能拡張されたサイドバーを持つスタートページの説明は、2.2.2: スタート ページの構成要素 を参照してください。
タイトル バーには次の構成要素が含まれます。
No. |
構成要素 |
機能 |
---|---|---|
1 |
|
スタートページに切り替えます。 |
|
メールモジュールに切り替えます。 | |
|
予定表モジュールに切り替えます。 | |
|
連絡先モジュールに切り替えます。 | |
|
仕事モジュールに切り替えます。 | |
|
インフォストア モジュールに切り替えます。 | |
|
構成モジュールに切り替えます。 | |
チェックボックス |
完全なフォルダツリーを有効もしくは無効にします。 | |
2 |
|
オンラインヘルプ、最新のエラーメッセージおよびグループウェアのバージョンについての情報を開きます。 |
3 |
|
サーバから新規のオブジェクトを復旧させるにはこのボタンをクリックしてください。このボタンをクリックしたかどうかに関わらず、短い間隔で自動的にオブジェクトが最新情報に更新します。ボタン上の動画アイコンはこのプロセスを表示します。 |
4 |
ボタン |
このボタンをクリックするとグループウェアの使用を終了します。 |
全般についての設定にある において、新規作成もしくは編集を、Dock 内の エンベッデド ウィンドウで行うか、ポップアップ ウィンドウで行うかを指定することができます。
設定でオブジェクトの新規作成もしくは既存編集を行う場合 、次の事象が発生します :
新規オブジェクトでのデータ入力もしくは既存オブジェクトのデータ編集を行うためのウィンドウが開きます。
Dock はグループウェアの下部に表示され、各ウィンドウを開くためのタブを Dock は表示します。親グループウェア画面は、メイン画面 のタイトルを持っています。
Dock では次の操作が可能となります :
タブをクリックすることによって、開くウィンドウ間を切り替えられます。
タブの右側にある をクリックすることによって、ウィンドウを閉じることができます。 ウィンドウを閉じ、キャンセルを行うものです。
注 : Dock ではグループウェアのウィンドウを閉じることはできません。
折りたたむ :
拡張する :
No. |
パネル タブ、アイコン |
機能 |
---|---|---|
1 |
|
新しいオブジェクトの作成 OXtender for Microsoft Outlook のインストール、 携帯端末の構成 |
2 |
|
パネルを拡張もしくは折りたたみます。 |
選択したフォルダツリーによって、次のようなグループウェア オブジェクト用の異なったビューを使用することができます :
完全フォルダツリー このフォルダツリーはすべてのグループウェア オブジェクトを表示します。
指定モジュールフォルダビュー このフォルダビューは指定されたフォルダのモジュールのみを表示します。
注 : サイドバーが有効な場合、フォルダツリーは表示のみ可能です。
完全なフォルダツリーは、グループウェア オブジェクトのフォルダ構造を表示します。
完全なフォルダツリーを選択する方法 :タイトルバーにある
チェックボックスをチェックし有効にしてください。完全なフォルダツリーの最上位レベルにおいて、次のフォルダが含まれています :
メール、連絡先、アポイント、仕事用の個人フォルダです。他のユーザは、他のユーザと共有していない限り個人フォルダを参照することはできません。 使用するフォルダツリーに依存して、個人フォルダビューが変化します :
クラシック フォルダツリーを設定した場合、フォルダツリーや個人フォルダは、個人ルートホルダ配下に表示されます。個人ルートフォルダはユーザ名で名付けられます。
新規 フォルダツリーを設定した場合、フォルダツリーや個人フォルダは、他のフォルダと同一レベルで表示されます。
フォルダツリーの選択方法に関する情報は、 8.2.2: 全般についての構成を参照してください。 フォルダツリー間のそれぞれの違いに関する情報は、8.5: フォルダの管理を参照してください。
パブリック フォルダ のフォルダ。すべてのユーザは、連絡先、アポイント、仕事などのデータを保存、共有するためのサブフォルダをこのフォルダに作成できます。
共有フォルダ のフォルダ。他ユーザにより共有されたすべての個人フォルダを参照することができます。
インフォストア のフォルダ。各ユーザ用の個人インフォストアフォルダがあります。各ユーザがサブフォルダを作成できるパブリックなインフォストア フォルダがあります。インフォストア フォルダには、ドキュメント、インターネット アドレスへのリンク(ブックマーク)およびノートを保存できます。
フォルダのコンテンツについての情報は、一つのモジュールの記述中にあります。管理および共有フォルダについての情報は、8.5: フォルダの管理 および 8.6: 権限の管理 を参照してください。
フォルダツリーは次のような目的で使用します :
チームでの使用。他のユーザが共有した情報データおよび情報をフォルダ ツリー内で参照できます。各自のフォルダを共有することにより他ユーザとデータおよび情報をフォルダ ツリー内で共有できます。
構造化。個人ルート フォルダ下にサブフォルダを作成することによって、データおよび情報を編成できます。
モジュールへのアクセス。タイトル バーの代用として、フォルダ ツリー内のそれぞれのモジュールフォルダをクリックすることによってそれぞれのモジュールにアクセスできます。
各モジュール内で指定したモジュールフォルダのビューが指定したモジュールコンテンツのみを表示します。スタートページ上で無効です。
指定フォルダを表示するモジュールを選択する方法:タイトルバーにある
チェックボックスのチェックを外し無効にしてください。注 : スタートページ上でこのボタンを無効にした時、サイドバーが隠されます。
現在有効なモジュールに依存して次の項目が表示されます :
メールモジュールでメール フォルダのみが表示されます。
連絡先、予定表および個人のみの仕事モジュールのおいて、連絡先形式の共有およびパブリックなフォルダ、予定表もしくは仕事が表示されます。フォルダは平たんな階層で表示されます。
プライベート、パブリックな、共有インフォストア モジュールにおいて、インフォストアフォルダが表示されます。
スタート ページのオーバービュー画面には、複数のモジュール画面により異なったエントリの表示が行われます。次のモジュール画面はデフォルトで表示されます。
モジュール画面 |
機能 |
---|---|
メール |
現状の未読メールを表示します。差出人、件名、受け取った日時が表示されます。 |
予定表 |
現状のアポイントを表示します。今日、二日後、次週もしくは以降に生じるアポイントを表示します。各アポイントの日時と説明が表示されます。 |
仕事 |
現状の仕事を表示します。今日、二日後、次週もしくは以降に生じる仕事を表示します。各仕事の日時と優先順位が表示されます。 |
インフォストア |
現状のインフォストア のアイテムを表示します。個人のインフォストア フォルダ、パブリック インフォストアおよび他ユーザの共有されたインフォストア フォルダからのインフォストアのアイテムを表示します。 |
さらに、次のモジュール ウィンドウを表示できます :
モジュール ウィンドウ |
機能 |
---|---|
連絡先 |
個人の連絡先ホルダにある連絡先を表示します。画像、名前、ビジネス用メールアドレス、 ビジネス用電話番号を表示します。 |
UWA モジュール |
UWA モジュールはモジュール ウィンドウ内に他のウェブページのコンテンツを表示することにより、Open-Xchange スタートページをカスタマイズするのに使用できます。 |
詳細情報に関しては、2.4.5: オーバビュー ウィンドウの構成 を参照してください。
ホバーはマウスポインタ下のオブジェクトについての詳細な情報を表示します。
ホバーでスタート ページのオブジェクトの表示方法 :オーバービュー画面のオブジェクトの上にマウスポインタを移動してください。少し間をおいて、ホバーが開きます。
タブが表示されます。他のタブをクリックするとそれぞれの情報が参照できます。
ホバーの外にマウスポインタを移動すると、ホバーを閉じることができます。
ティップス : オブジェクトの右側にある
ボタンをクリックして、ホバーを開くこともできます。
後にホバーを閉じるには、ホバー以外をクリックしてください。
ホバーの下側にあるアイコンを持つアイテムを編集できます。詳細に関しては、2.4.3: アイテムの編集 を参照してください。
ホバーの内容についてのそれぞれの情報は、各モジュールに記述されています。ホバー構成の情報は、 を参照してください。 構成
ミニカレンダはデフォルトでは隠されています。このビューにおいて、月および年のみが表示されます。ミニカレンダを表示するためには、年の隣にある
アイコンをクリックしてください。ミニカレンダは次の情報を表示します。
現在の日付。現在の日付は枠で囲まれます。
アポイントのある日付はボールドフォントが用いられます。
アポイントを作成し表示するためにミニカレンダを使い方の詳細は、 5: 予定表モジュール を参照してください。